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葵祭の第60代「斎王代」は煮物が得意なスカイマークの客室乗務員、白井優佐(ゆうさ)さんに決定

「斎王代」は26歳客室乗務員 京都・葵祭のヒロイン

 白井優佐さん葵祭の第60代「斎王代」に選ばれる

斎王代は26歳客室乗務員


 京都三大祭りの一つ、葵祭のヒロインとなる第60代「斎王代」に10日、航空会社スカイマークの客室乗務員白井優佐さん(26)=京都市出身、東京都在住=が選ばれた。

 振り袖姿で記者会見に登場した白井さんは「心より光栄に思います。(客室乗務員も)斎王代さんも皆さまを笑顔でお迎えするのは変わりない。いつも通り笑顔でお務めをしたい」と話した。

 白井さんは京都市右京区にある電子部品製造「シライ電子工業」の総会長(56)の長女。クラリネット演奏が趣味で、得意料理は煮物という。

 斎王代は毎年、葵祭行列保存会が未婚女性から選ぶ。
京都・葵祭、斎王代に客室乗務員の白井さんはシライ電子工業会長の長女です。

 
 京都三大祭のトップを飾る葵祭(5月15日)のヒロイン、第60代斎王代(さいおうだい)に10日、スカイマークの客室乗務員、白井優佐(ゆうさ)さん(26)=東京都品川区=が選ばれた。葵祭行列保存会によると、客室乗務員の斎王代は史上初めて。

 優佐さんは京都市左京区出身で、電子部品メーカー、シライ電子工業(京都市右京区)の創業家、白井総(おさむ)会長(56)の長女。特技は料理で、サトイモやダイコンなどの煮物が得意という。

 和服姿で記者会見に臨んだ優佐さんは「斎王代も客室乗務員もみなさまを笑顔で迎えることに変わりない。厳かな祭りだが、緊張せず大切に務めたい」と話した。

 斎王代はかつて神社に仕えた未婚の内親王「斎王」の代理。京都ゆかりの未婚女性から毎年推薦で選ばれ、行列では十二単(ひとえ)姿で輿(こし)に乗る。

■京都には三大祭といわれる祭りがある。葵祭祇園祭時代祭ということになっている。千二百有余年の都としての歴史を誇る京都には、年間300を越す祭りがあるそうだ。三大祭は近年になって言われ始めたこと。300を越す祭りがあっても、京の都の祭りといえば、かつては「葵祭」のことだった。

 この祭、もともとは京の先住民族ともいえる賀茂氏の祭りだった。現在の上賀茂神社賀茂別雷神社)と下鴨神社賀茂御祖神社)という賀茂氏の神社で五穀豊穣を祈願する祭りが、平安遷都を境に、国家的な祭りへと発展していった。さわやかな新緑におう皐(さ)月のころ、藤の花で飾られた牛車(ぎっしゃ)や、輿(こし)に乗った斎王代を中心にした行列が、御所を出て下鴨神社から上賀茂神社を巡幸するこの祭り、平安の昔をそのままに、都の雅そのものを見せてくれる祭りである。

 現在、葵祭の主役は「斎王代」だが、この斎王代が主役となっての葵祭の歴史は、それほど古いものではない。長い葵祭の歴史の中で、16世紀はじめの室町期と、19世紀中ごろの幕末、太平洋戦争末期の1944(昭和19)年に祭が途切れたことがある。この戦争中から戦後にかけての中断から、53(同28)年に復活し、56(同31)年になって斎王代が登場するのである。

 

★斎王代
斎王代とは、その名称が示すとおり、斎王に代わるもの。斎王の代理なのである。斎王は「いつきのひめみこ」ともいい、「斎」は「潔斎して神に仕えること」をいう。斎王はかつて伊勢神宮や賀茂の神社に奉仕した未婚の内親王、女王のことなのである。平安の昔、賀茂祭ともいわれる葵祭が国の祭であったころ、賀茂の宮には斎王がおられ葵祭に奉仕しておられた。斎王の住まわれる所を斎院といい、賀茂の斎院は現在の京都市上京区廬山寺通大宮の西北部にあったらしいが、祭の時には出御し、勅使の行列と一条大宮で合流する習いだったという。この時の斎王の華やかな行列を見ようと、都の人々はこぞって集まったと伝えられている。

★客室乗務員(2013年8月19日)航空機内で乗客へのサービス業務を手掛けるほか、飛行トラブルが発生した際の誘導など保安業務も担う。キャビンアテンダントとも言われる。航空機の大きさに合わせて数人から十数人が乗務する。かつて給与水準の高さが経営の圧迫要因になっているとして、全日本空輸日本航空は1990年代半ばに契約社員制度を導入した。