神戸市の民間病院「神戸国際フロンティアメディカルセンター」で生体肝移植手術を受けた4人が死亡
神戸の病院、生体肝移植一時中止 4人死亡受け再検討
神戸市の民間病院「神戸国際フロンティアメディカルセンター(KIFMEC)」で生体肝移植手術を受けた4人が死亡した問題で、病院側は18日、今後の手術を一時取りやめることを明らかにした。
全国の肝臓移植医でつくる日本肝移植研究会が、スタッフが少ないなど体制が不十分として、生体肝移植手術の中止を近くセンターに求める方針を固めていた。
京都大名誉教授で同センターの田中紘一院長(73)は18日、取材に「現在予定している移植手術をいったん止めて、研究会の報告書を基に再検討することとした」と話した。一方で「死亡した事例は、無理に手術をしたわけではない」と説明した。